本番。先生はいつも通り私をじーっと見ています。私も緊張しながら曖昧な記憶を思い出しながら恐る恐る進めていきます。前回この作法をやったのは約二週間前で、難しいお茶を私が覚えてるわけがないのになんとか進めて行くさっちゃんをみて先生は驚いていました。「できてるやん!!」って。「だって予習したんだもん!!!」って思ったけど、声には出しませんでした。だって、やろうと思えば桜子は予習できるって思われたら「これから予習やっておいで!」ってぜったいに言われるから。これからもできる時にこっそり予習して驚かせます。